R4災第362号 町道赤倉小野ヶ原線(362号)       道路災害復旧工事

  • 所在地:新潟県東蒲原郡阿賀町実川地内
  • 発注者:阿賀町役場 
  • 竣工:2024年

本工事は、令和4年の豪雨により被災した町道赤倉小野ヶ原線の災害復旧工事です。
(復旧延長:65m、崩土撤去:24m3、カルバート工:4.8m)

 

現場は国道459号線の実川橋手前から小荒集落へ続く町道に入り、20分ほどの位置にあります。
町道へ入ると携帯電話の電波が入らなくなってしまうため、衛星電話等を現場事務所に設置し、
外部との連絡が取れる環境を整えてから、作業にあたりました。

 

当工事は、函渠工(かんきょこう)・ブロック積工・道路土工が主な工種でしたが、
函渠を先に施工し、その後函渠上部に道路、函渠の上下流・右左岸の4箇所にブロック積を施工する手順であった為、
函渠の施工位置を間違えると、道路とブロック積の施工が困難となる可能性がありました。

 

そのため、函渠の施工位置を正確に管理する事に大変苦労しましたが、
要所毎に現場で何度も確認しながら、正確な位置出しを行なった事で、無事全ての工種を完成することができました。

 

豪雨による被災箇所ということもあり、降雨の際は土砂崩壊等が起こらないか等、多方面に気を配り、悩みながらの現場管理となりましたが、
先輩技術者や現場の皆さん、協力業者の皆さん、そして発注者の皆様から多大なるご指導とご協力を頂けたおかげで、竣工することができました。
この場をお借りし感謝申し上げます。本当に有難うございました。