通砂国債第3-1号 荒戸沢通常砂防工事

  • 所在地:東蒲原郡阿賀町日出谷地内
  • 発注者:津川地区振興事務所
  • 竣工:2009年
  • 堤長:L=111m
  • 高さ:H=10m

本工事は、SBウォール工法を採用し、砂防ダムに要求される耐衝撃性及び景観性を向上させ、現地発生土砂を有効活用することで環境面にも力を注ぎました。 上流側には鋼製矢板、下流側には東蒲原産間伐材を使用しました。

内部材(インセム材)を現地練りする際、一定の品質を保たなくてはいけないことや練り混ぜた内部材の転圧により堤の幅が狭くなってしまうことなど、管理にはとても苦労しました。 作業路を上り、砂防ダムが現れる瞬間の存在感には圧倒されます。