本工事は令和2年度から始まった一般県道中ノ沢内川線の改良工事です。

改良前の中ノ沢内川線は道路幅が3ｍ程しかなく車両のすれ違いが困難であったため、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　通行車両の利便性・安全性確保を目的とし、500m間にわたり道路幅を6ｍに拡幅しました。

この路線は中ノ沢集落につながる主要な生活道路で、特に雪が降る冬季間は集落にアクセスできる唯一の道路となるため、　　　　　　　　　　　　　　　　地元住民からは拡幅を望む声と同時に「工事による長期間の通行止めを回避してほしい」との強い要望がありました。

検討を重ねた結果、長い通行止めを伴う当初の施工方法ではなく、仮設道路や足場を設け、道路沿いの川側から作業を進めることで　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　現道の通行を可能としたまま施工する方法に変更しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

この変更により技術的には難しい工法になりましたが、長期間の通行止めを行わずに作業ができたこともあり、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　工事を竣工した際には中ノ沢集落から感謝状を頂くことができました。　

多大なご理解とご協力を賜った中ノ沢集落の皆様から感謝状を頂けたことはとても励みになりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　また、無事故無災害で竣工を迎えることができたことに対し、当工事にかかわってくださった皆様に心から感謝申し上げます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大変有難うございました。